ちょっとディープな生物の世界

【動画】触手が無数に伸びて植物みたいになっている棘皮動物「テヅルモヅル」

テヅルモヅルとは?

テヅルモヅルは棘皮動物(ヒトデとかウニの仲間)のクモヒトデ綱(蛇尾綱)カワクモヒトデ目テヅルモヅル科に属する動物です(一見動物に見えませんが…)。つまり、クモヒトデの仲間です。

テヅルモヅルは腕は5本ありますが、その腕が数十回も枝分かれしゴチャゴチャの触手を形成しています。この表面積をマックスまで上げた触手は、デトリタス(生物遺体の破片や微生物の死骸)を捉えることに適しています。

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テヅルモヅルは毒性もなく基本的に人間の害となりません。しかし、底引き網などにひっかると、ちぎれた腕を網から取り外すのが面倒だったりと、漁師さんにとっては迷惑な生物となっています。

深海に咲く花のようです。

けっこう動くんですね。

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