ちょっとディープな生物の世界

逆立ちしてトゲトゲの足で挟むという地味に嫌な攻撃をしてくるヤツ「サカダチコノハナナフシ」

サカダチコノハナナフシとは?

サカダチコノハナナフシ(Heteropteryx dilatata)は昆虫綱ナナフシ目コノハムシ科に分類されるナナフシの仲間です。マレー半島に生息しています。

photo by flickr.com

サカダチコノハナナフシは飛べない昆虫の中では世界一重いと言われています。体長はメスで最大で18cmに達し、重さは最大で500gになります。

photo by wikipedia.org

また世界一大きい卵を産む昆虫としても知られており、卵の長さは1.3cmもあります。

photo by wikipedia.org

でかい上に重いサカダチコノハナナフシですが、脅威を感じた時には後ろ足をあげて逆立ち姿勢で威嚇します。手を出そうものなら、ギチギチと嫌な音を出しながら後ろ足のトゲトゲで挟むという地味に嫌な攻撃をしてきます。たまにバランスを崩して転んでしまうこともあるんだそうです。

梅野和男先生「アイタタタタ」

攻殻機動隊のタチコマを彷彿とさせる動きです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です