ちょっとディープな生物の世界

名前が「ミドリ」ニシキヘビなのに体色が一生のうちに赤・青・黄色になったりするヤツ「ミドリニシキヘビ」

ミドリニシキヘビとは?

ミドリニシキヘビ(Morelia viridis)は、ニシキヘビ科オマキニシキヘビ属に分類されるヘビです。インドネシア、オーストラリア、パプアニューギニアに生息しています。

photo by wikipedia.org

ミドリニシキヘビの成体は樹上性で保護色の緑色をしています。しかし、生まれた時は赤色や黄色であり(地域によって差があります)、生後8か月頃になるとようやく緑になります。

photo by clubbully.com
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また、メスは妊娠するとホルモンバランスの変化によって青色に変わることがあります。この現象はそこまで頻繁に起こるわけではありません。

photo by deejay.it

3つ並べると信号の出来上がり。

以上は自然界での現象ですが、さらにブリーダーたちの品種改良によって人工的に様々なカラーのミドリニシキヘビが作り出されています。

photo by tapatalk.com
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photo by moreliamorphs.de

クセになりそうなかわいさ。

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