ちょっとディープな生物の世界

品種改良によって毛むくじゃらのボールみたいにされたヤツ「アンゴラウサギ」

長い毛が腸に詰まって死ぬ

アンゴラウサギはカイウサギの1種の品種です。カイウサギはアナウサギ(Oryctolagus cuniculus )を家畜化したものです。

photo by wikipedia.org

アンゴラウサギは毛を取ることを目的として品種改良によって作られました。ペットというよりも家畜なんですね。採毛にはハサミで刈り取るか、指でつまんでむしり取るかの2つの方法があるそうです。

ウサギはペロペロ毛を舐めて毛づくろいした毛は吐き出さずに飲み込んでしまうことがあります。そうすると腸に毛が溜まっていき、体調不良に陥ります。アンゴラウサギの場合には、その毛の長さと量が半端ないので、溜まり様によっては死んでしまうこともあります。

手でむしり取る方法での採毛。めちゃくちゃ痛そう。

もはや拷問やないか…。

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