ちょっとディープな生物の世界

脚を含めて全長56cm、世界一長い体を持つ昆虫「チャンオオナナフシ」

チャンオオナナフシとは?

チャンオオナナフシはボルネオに生息する大型のナナフシです。

これまで最長の昆虫はボルネオで発見されたセラティペスオオナナフシだと思われてきましたが、1995年に新たな個体が見つかると、実はそちらがセラティペスオオナナフシで、今までセラティペスオオナナフシだと思っていたものはカービーオオナナフシであることが明らかになりました(ややこしい)。新たに見つかったセラティペスオオナナフシは体長55cmもありました。

しかし、2008年にマレーシアでチャンオオナナフシが発見され、昆虫界の長さ記録は更新されることになりました。発見者のダトゥック・チャン・チュウにちなんでチャンオオナナフシ(Phryganistria chinensis Zhao)と名付けられました。体長は体だけで35.7cm、足を含めると56.6cmにも達します。

草を食べるチャンオオナナフシ、かわいいです。

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