ちょっとディープな生物の世界

迷彩色の極み!迷彩すぎて丸まると苔にしか見えないヤツ「マンシャンハブ」

マンシャンハブとは?

マンシャンハブ(Protobothrops mangshanensis)は有鱗目クサリヘビ科に分類されるヘビです。中国の莽山(マンチャン)に生息しています。

マンシャンハブは周囲の森林環境と完全に同化できる優れた迷彩色をまとっています。尾の部分だけが白く、尾を使って獲物を引きつけます。残りの体は迷彩でカモフラージュし、尾に獲物が近づいてきたらバクっと噛みつくというわけです。

丸まっているとコケが生えた何かにしか見えません。
photo by exo-terra.com

マンシャンハブは毒蛇で、毒を注入する2cmの長い牙を持っています。動物が発する熱を感知しながら獲物を探します。

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マンシャンハブは野生には500個体ほどしかいないと言われており、絶滅の危険性が高い動物です。開発による生息地の減少と、ペット用のための乱獲が原因なんだそうです。

photo by flickr.com

大興奮しながらマンシャンハブについて解説するお兄さんがおもしろい。

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