細胞周期チェックポイント

細胞周期チェックポイントとは

細胞周期が正しく行われているかをチェックし、異常がある場合には細胞周期を停止させる制御機構を細胞周期チェックポイントと呼ぶ。主に4つのチェックポイントが確認されており、遺伝子が損傷したままの細胞分裂を防ぐことによって、がん化を抑制する役割を果たしていると考えられている。

細胞周期チェックポイント

チェックポイントの研究

ヒトの培養細胞は細胞周期が24時間であるが、X線照射によってDNAを傷つけられた細胞は細胞周期の時間が長くなることが発見された。DNA損傷を感知し、修復されるまで細胞周期を停止させるような機構の存在が推測され、細胞周期チェックポイントと名付けられた。また、重度のDNA損傷で修復が不可能な場合は、細胞はアポトーシスを誘導する遺伝子を発現し、細胞死を起こすことが発見された。

各チェックポイントの役割

主に次の期に移行する際にチェックが働く。役割は次の4つである。

G1/Sチェックポイント

DNAに損傷はないか?

S期チェックポイント

正常な複製ができているか?

G2/Mチェックポイント

DNA複製は問題なく完了したか?

M期チェックポイント

染色体は紡錘体に結合しているか?

 

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