ちょっとディープな生物の世界

【閲覧注意】妊娠中のリフトバレー熱ウィルス感染によってヒトみたいになったヒツジの胎児【画像】

リフトバレー熱ウィルスによる奇形

2017年に南アフリカで奇形のヒツジの赤ちゃんが産まれましたが、その姿が人間とヒツジ(もしくは人間と悪魔)のハーフみたいと話題になりました。

地元の医師によると、原因はリフトバレー熱ウィルス感染によるものなんだそう。リフトバレー熱ウイルスは主に家畜に感染するウィルスですが、ヒトにも感染することがあります。感染するとごく一部の患者が重症化し、網膜炎(0.5~2%)、髄膜脳炎(1%未満)、出血熱(1%未満)などの症状が出て、失明や神経の後遺症が生じます。地元ではけっこう怖い病気なんだそう。

このヒツジの赤ちゃんは母親が妊娠中にリフトバレー熱ウィルスに感染し、何らかの影響を受けて発生が上手くいかなったようです。

下の画像の子もやはりリフトバレー熱ウィルスに感染した赤ちゃん。顔が丸くなるんですね。

photo by fao.org

ヒツジと人間では受精もしなければ、染色体の数が違いすぎてここまで発生は進みません。

1 COMMENT

鍋山 かおり

何これ‼️まるで人間の胎児に近いですね。
何でこんなのが生まれるのか訳が分かりません。

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