ちょっとディープな生物の世界

幼虫時代に10年間かけて食いだめしてとんでもない大きさの成虫になるヤツ「オオキバウスバカミキリ」

オオキバウスバカミキリとは?

オオキバウスバカミキリ(Macrodontia cervicornis)は昆虫網鞘翅目カミキリムシ科に分類される昆虫です。南アメリカ大陸のアマゾン川流域に生息しています。

photo by wikimedia

最大個体の体長は17cmと、世界で2番目に大きいカミキリムシとして知られています(一番はタイタンオオウスバカミキリ)。幼虫は成虫よりも大きく、全長が20cm以上あり10年間は幼虫として過ごします。

photo by biologiavida

この巨体ですが飛ぶことができ、また顎で噛むことができます。顎の力は強力で人が噛まれたら確実に出血します。小枝を切り落とすぐらいはできるそうです。

photo by peru-natureexpedition

前翅のデザインパターンが非常に芸術的で、コレクター界では特に人気があり乱獲されています。前翅のパターンは一応保護色となっているようです。

photo by birdimages

メスの顎はオスに比べるとそこまで巨大化しません。クワガタと一緒ですね。

photo by coleoptera

前翅の模様がかっこよすぎる。

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