オオキバウスバカミキリとは?
オオキバウスバカミキリ(Macrodontia cervicornis)は昆虫網鞘翅目カミキリムシ科に分類される昆虫です。南アメリカ大陸のアマゾン川流域に生息しています。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/Macrodontia-cervicornis.jpg)
最大個体の体長は17cmと、世界で2番目に大きいカミキリムシとして知られています(一番はタイタンオオウスバカミキリ)。幼虫は成虫よりも大きく、全長が20cm以上あり10年間は幼虫として過ごします。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/1411075202-TheGoliath-o.jpg)
この巨体ですが飛ぶことができ、また顎で噛むことができます。顎の力は強力で人が噛まれたら確実に出血します。小枝を切り落とすぐらいはできるそうです。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/Macrodontia-cervicornis1.jpg)
前翅のデザインパターンが非常に芸術的で、コレクター界では特に人気があり乱獲されています。前翅のパターンは一応保護色となっているようです。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/Macrodontia-cervicornis2.jpg)
メスの顎はオスに比べるとそこまで巨大化しません。クワガタと一緒ですね。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/cervicornis_167m__1400_sm02-1.jpg)
前翅の模様がかっこよすぎる。