ちょっとディープな生物の世界

雪の中でダイレクトに冬眠する動物「ニホンヤマネ」

ニホンヤマネとは?

ニホンヤマネは哺乳綱齧歯目ヤマネ科ヤマネ属に分類される生物で、日本の固有種です。

https://ja.wikipedia.org/

ニホンヤマネは森林に住み、夜行性で樹上生活を送っています。冬になると樹洞などの場所を確保して冬眠するのですが、中には雪の中で冬眠してしまう個体もいます。

冬眠している時は全身を丸めてボールのようになり、外気温にあわせて低体温を維持(0℃以下に下がることはない)し、呼吸数や心拍数も低下させ仮死状態となります。

また、ニホンヤマネは外気温がマイナス7℃以下になると、目覚めて活動を始めます。マイナス7℃以下では寒すぎて死んでしまうので、起きて体温を上げるんだそうですよ。

本当に雪の中で寝ていますわ…。

2 COMMENTS

杉山昌典

ヤマネの冬眠入りは根雪となる降雪の前に、冬眠場所に巣材を運び入れて冬眠しますので、雪の上で体を丸めた状態はアクシデントの結果であるとされてます…
雪の中でダイレクトに冬眠する動物「ニホンヤマネ」との表題ですが、引用されたYouTubeの動画の投稿日が2017/04/23になっている点で、冬眠明けが早かった個体が動き回っている際に雪上で休眠していた動画の可能性もあります。←これを再び冬眠したと言えなくもないのですが…

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管理人

コメントありがとうございます!
多くの個体が雪の中で冬眠する、という誤解を招きかねないと思ったので、記事の表現を少し変えました。
雪の中で冬眠する個体については、本に書かれていたので、どうやらいるようです(何らかのアクシデントの結果かもしれませんが…)。
よろしくお願いいたします。

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