「生物基礎」の特徴

生物基礎の特徴

生物基礎は2単位の科目です。そのため、情報の量も比較的少なめで、その内容も深くありません。しかし、その分1つ1つの情報を正確に理解することが求められます。

1章「生物の特徴」

生物の特徴では、基本的な細胞の情報と、代謝について学びます。真核細胞・原核細胞の構造や、代謝の基本的な化学反応式は覚えることが求められます。この単元は覚える名称が多いのでうんざりすることもあるかもしれませんが、細胞は生命現象を基礎なので、ぜひしっかり理解しましょう。

 

2章「遺伝子とその働き」

2章「遺伝子とその働き」の単元では、DNAの遺伝情報の複製や、転写、翻訳などの仕組みについて学びます。絵本のように段階を踏んで、イメージを描くことができれば理解することは容易いです。文章として覚えようすると、無駄に体力を使うので、イメージを捉えましょう。新出語句も少ない単元です。

 

3章「生物の体内環境の維持」

3章「生物の体内環境の維持」が生物基礎の山場です。情報量、理解量ともに一番多いです。特に獲得免疫の細胞性免疫・体液性免疫の仕組みが似通っていて混乱しやすいです。免疫系は、実際に紙に図を描きながら段階的に理解していきましょう。また、多くのホルモンの名称とその作用は覚えなければなりません。これが生物基礎で一番大変かもしれません。しかし、理解できれば生命現象のダイナミックさの面白さを感じられる単元です。

 

4章「生物の多様性と生態系」

中学校や小学校でも学習する内容が多くあるので、あまり新しい知識という感じはしないでしょう。内容も覚えるのみですが、温暖化や生態系保全活動などは、ニュースなどでも聞く内容なのでどんどん頭に入ってくるかと思います。

 

最重要語句一覧

東京書籍「生物基礎」の教科書の中から黒太文字語句のみを抽出しました。これらの単語がその単元を表す最重要語句と言ってよいでしょう。比較してみると、3章「生物の体内環境の維持」が群を抜いて量が多いことがわかります。

1章「生物の特徴」 15単語
2章「遺伝子とその働き」 18単語
3章「生物の体内環境の維持」 114単語
4章「生物の多様性と生態系」 47単語
194単語

1章「生物の特徴」

細胞
真核細胞
真核生物
原核細胞
原核生物
DNA
細胞呼吸
ATP
代謝
酵素
触媒
光合成
CO2 + H2O → 有機物 + O2
グルコース + O2 → CO2 + H2O + エネルギー
共生説

2章「遺伝子とその働き」

ヌクレオチド
アデニン
グアニン
シトシン
チミン
相補性
塩基対
相同染色体
ゲノム
細胞終期
分裂期
間期
遺伝子発現
mRNA
転写
翻訳
セントラルドグマ
ウラシル

3章「生物の体内環境の維持」

体内環境
体外環境
細胞外液
組織液
血しょう
体液
リンパ管
リンパ液
恒常性(ホメオスタシス)
ホルモン
赤血球
白血球
血小板
ヘモグロビン
血液凝固反応
フィブリン
血餅
肝門脈
血糖値
解毒作用
原尿
尿
糸球体
ボーマンのう
腎小体(マルピーギ小体)
細尿管
腎単位(ネフロン)
再吸収
尿素
神経系
神経細胞
興奮

脊髄
中枢神経
末梢神経系
間脳
自律神経
視床下部
交感神経
副交感神経
中脳
延髄
ホルモン
内分泌腺
内分泌系
脳下垂体
甲状腺
ランゲルハンス島
標的器官
標的細胞
受容体
副腎髄質
アドレナリン
アドレナリン受容体
脳下垂体前葉
脳下垂体後葉
神経分泌細胞
成長ホルモン
脳下垂体前葉ホルモン
バソプレシン
チロキシン
フィードバック
糖尿病
ランゲルハンス島B細胞
インスリン
ランゲルハンス島A細胞
グルカゴン
副腎髄質
アドレナリン
糖質コルチコイド
免疫
食作用
好中球
マクロファージ
樹状細胞
T細胞
B細胞
リンパ球
免疫細胞
骨髄
造血幹細胞
自然免疫
ヘルパーT細胞
適応免疫(獲得免疫)
抗体
体液性免疫
キラーT細胞
細胞性免疫
粘液
リゾチーム
ディフェンシン
炎症作用
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
抗原
免疫寛容
抗原提示
記憶細胞
免疫グロブリン
抗原抗体反応
免疫記憶
二次応答
アレルギー
アレルゲン
アナフィラキシーショック
自己免疫疾患
ヒト免疫不全ウィルスHIV
後天性免疫不全症候群(AIDS)
ワクチン
予防接種
血清
抗血清
血清療法
免疫グロブリン製剤

4章「生物の多様性と生態系」

植生
環境要因
生物的環境
日生物的環境
生産者
消費者
分解者
階層構造
遷移
一次遷移
二次遷移
先駆種
陽樹
陰樹
陽性植物
陰生植物
光合成速度
極相
極相種
ギャップ
優占種
相観
バイオーム
森林
草原
荒原
熱帯雨林
亜熱帯雨林
雨緑樹林
照葉樹林
硬葉樹林
夏緑樹林
針葉樹林
サバンナ
ステップ
砂漠
ツンドラ
低地帯
山地帯
亜高山帯
高山帯
森林限界
窒素同化
脱窒
化石燃料
温室効果
温室効果ガス