鼻の穴（鼻孔）は実は同時に使っていない

鼻の穴は片方ずつ使って休ませている

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体が酸素をあまり必要としていない時（リラックスしている状態の時）には実は片方の鼻の穴の奥では、鼻甲介と呼ばれる粘膜で覆われたヒダが充血し、空気の通り道を塞いでいます。完全に塞いでいるわけではありませんが、どちらかが吸う息の量が少なくなります。こうすることで、一方の鼻の孔を休ませることができ、また敏感な嗅細胞の働きもストップすることができます。

体が酸素を必要とする状態では、両方の鼻が使われます。さらに必要とする時には、口での呼吸へ移行します。