「ウミヘビ」と名前のつく生き物には魚類と爬虫類のものがいる
非常にややこしいのですが、ウミヘビと名前のつくものには魚類のものと爬虫類のものがいます。これは昔、分類がよくわかっていなかった時代にヘビっぽい魚を「ウミヘビ」と名付けてしまったことによります。
シマウミヘビは魚類です。この魚はクロガシラウミヘビに擬態しています。ウナギ目に属しているため鱗はありません。
一方、エラブウミヘビ、クロガシラウミヘビ(下動画)、セグロウミヘビは爬虫類です。ヘビの仲間で爬虫類独特の鱗があります。
魚類はえら呼吸・爬虫類は肺呼吸
ウミヘビと名前がつく生物の中でも、魚類に属するものは当然えら呼吸です。
一方、爬虫類に属するウミヘビは肺呼吸をします。そのため、息継ぎをしに水面に出てこなければなりませんが、1~2時間は潜水することが可能なのだそうだそうです。