誤差とは
誤差にはけたあふれ誤差、丸め誤差、けた落ち、情報落ちなどの種類があります。
けたあふれ誤差とは
コンピューターではデータをビットで表現しているため、表現できる範囲は決まっています。この範囲を超えた場合に起こる誤差がけたあふれ誤差です。最大値を超えた場合をオーバーフロー、最小値を超えた場合をアンダーフローと呼びます。
丸め誤差
演算結果を表すために、切り捨て、切り上げ、四捨五入を行った結果、発生する誤差です。
けた落ち
計算結果の末に、有効桁数が減ってしまう誤差です。
情報落ち
非常に大きな数と小さな数の計算を行った際に、有効桁数のため、小さな数が反映されない現象です。
打ち切り誤差
円周率など延々と続く数字を途中で打ち切るために生じる誤差です。