関数とは?
関数とはあるまとまった処理を行い、値を返すものです。PHPには予め関数が組み込まれています。ここではいくつかの関数をご紹介します。
文字列の文字数を返す:strlen
文字列の数を値として返します。下のプログラムでは「5」を出力します。
$str = 'abcde';
echo strlen($str);
配列の要素の数を返す:count
配列の要素の数を返します。下のプログラムでは「3」を出力します。
$array = array('a', 'b', 'c');
echo count($array);
2つの引数の間にランダムな整数を返す:rand
下のプログラムでは1~20の間のランダムな数を出力します。
echo rand(10,15);
自分で関数を作る
次のようにして自分で関数を作ることができます。
function 関数名(){
処理内容;
}
実際に書くと次のようになります。
function hello(){
echo 'Hello, world!';
}
引数を利用する
関数内で使用できる値を渡すことができます。この値のことを引数と呼び、関数を宣言する際に()内に書く必要があります。
function hello2($hello,$world){
echo $hello.$world;
}
hello2('hello','world');
戻り値を利用する
関数は値を返すことができます。この値を戻り値と呼びます。戻り値はreturnで指定します。
function area($height, $width){
return $height*$width;
}
$Area = area(5,10);
echo $Area;