ちょっとディープな生物の世界

鉄壁の守りを持つ3mの巨大アルマジロ「グリプトドン」

グリプトドンとは?

グリプトドンは250万年~1万年前までアメリカに生息していたアルマジロと近縁の生物です。アルマジロよりも防護のための鎧が強化されており、ドーム型の完璧な鎧を持っていました。体長は3mにも達する巨大生物でした。

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グリプトドンの甲羅は防御の面では優れていましたが、その分体重が重くなり動きは遅かっただろうと予想されます。足の骨格は太く頑丈なことから、俊敏な動きは苦手でした。

攻撃を受けた際には足を甲羅の下に隠すことができたのは構造的にわかっていますが、頭と尾はひっこめることができなかったそうです。そのため、頭と尾も鎧で覆っていました。

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グリプトドンの絶滅の理由ははっきりしていませんが、おそらく人類が関わっていると考えられています。人類にとって格好の獲物となったのでしょう。

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