ちょっとディープな生物の世界

アデリーペンギンの巣の周囲にはウンコで描かれた模様がある

ウンコを巣から勢いよく飛ばす

アデリーペンギン(Pygoscelis adeliae)は、鳥綱ペンギン目ペンギン科アデリーペンギン属に分類される鳥類です。南極大陸とその周辺に生息しています。

photo by wikipedia.org

アデリーペンギンは小石を集めて巣を作ります。余談ですが、アデリーペンギンは売春を行う生き物としても有名で、BBCの研究によれば、メスのペンギン(アデリーペンギン)にはパートナー以外のオスと交尾を行い、行為が終わるとオスの巣から小石を持ち去るものがいると報告されています。アデリーペンギン界では小石が大切なんですね。

アデリーペンギンの巣を見てみると、小石の周りには白い線の模様があり、巣全体を覆っています。これはアデリーペンギンのウンコで、巣を汚さないようにウンコを勢いよく飛ばして描いたものです。意外と綺麗好きなんですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です