ウシのゲップは地球温暖化の原因の1つ
ウシは植物食動物であり、何度も食べた草を噛んだり吐き出したりしながら消化していきます。この過程では微生物が植物性繊維の消化に関わっており、一番目の胃袋では微生物の活動によってメタンガスが大量に発生します。その量は1日あたり500Lです。
地球上のウシのゲップを全て計算すると、1日あたり7400億Lのゲップが吐き出されていることになります。
メタンガスは地球温暖化に影響を与える温室効果ガスの1つで、20%がメタンガスが原因だと言われています。また、そのうちの15%は家畜によるもの(ゲップ以外のウンコから出るものも含む)と考えられています。