3回の射精で確実に受精させる
イヌはネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に分類される動物の総称です。イヌ科の動物のペニスの根元には「亀頭球」と呼ばれる部分があり、膣内で大きく膨張します。オスが射精した後も膨張が収まらず、ペニスが抜けません。そのまま20~30分は結合したままとなります。
結合している間にもしっかりとした意味があり、この間に3回の射精を行います。1回目の射精では精子が含まれていない体液を出し、2回目の射精では12億5000万個の精子を含む精液を出し、3回目には精子の活動を助ける大量の前立腺液を出します。この3回の射精が終わるとペニスが元に戻って交尾は終了です。
確実に受精せるための3回の射精、それを行うために長時間結合する必要があるんですね。ちなみに亀頭球から先端までがヒトの亀頭にあたる部分です。
ペニスが抜けずに尻を突き合せたままのイヌたち。気まずそう…。
イヌだけでなくイヌ科の動物なら同様のことがおこります。キツネもご覧の通り。