ニホンオオカミとは?
ニホンオオカミ(Canis lupus hodophilax)は日本に生息していたオオカミの1亜種です。全国的なオオカミ狩りによって絶滅しました。
江戸時代に書かれた「和漢三才図会」にはニホンオオカミについて「人の屍を見ると必ずその上を飛び越し、これに尿をかけて、その後でこれを食べる」と書かれています。オオカミが自分の獲物であることを尿によってマーキングしたのだと考えられます。
ニホンオオカミに人間が食い殺される事件は度々起こっており、1877年には「農家に狼が侵入し主人と老父母を食い殺す」などの記録があります。ニホンオオカミにとって人間は捕食対象であり、人間の肉はおいしかったのでしょうね…。
実際、こんなの野生にいたら怖いって…。