ちょっとディープな生物の世界

【絶滅種】超新星爆発によって絶滅した全長11mの巨大軟体動物「カメロケラス」

カメロケラスとは?

カメロケラスはエンドセラス目エンドセラス科に属するオウムガイの仲間です。オルドビス紀(約4億8830万年前から約4億4370万年前)の北アメリカに生息し、三葉虫などを捕食していた生態系の頂点に君臨する生物でした。

カメロケラスはオルドビス紀末に起こった超新星爆発によるガンマ線バーストによって絶滅したと考えられています。ガンマ線バーストでは大量の放射線が地球に降り注ぎ、オゾン層の半分が破壊されました。その結果、紫外線が地表に降り注ぐようになり動植物にもろに直撃。尋常でない環境の変化に生態系の王者も適応できなかったと考えられています。しかし、カメロケラスの絶滅には氷河期到来や火山活動を原因であるなど様々な諸説があります。

オルドビス紀にはカメロケラスだけではなく様々な種の大規模な絶滅が起こっており、それらの生物種も同じ理由で絶滅したと考えられています。

こんなのがいたらもう海に入れない…。

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