aタグをインラインブロック化する
aタグはインライン要素なので、paddingやmarginは無視されるため、ボタンっぽいものを作ることができません。そのため、aタグをインラインブロック要素にする必要があります。
aタグに「.button」というクラスを加え、display:inline-block;を指定してやります。これだけで、aタグのpadding等を指定することができるようになります。
.button{
background-color: #239b76;
padding:8px 24px;
display:inline-block;
}
上のコードは実際には次のようになります。
ボタンの角を丸くする
ボタンの角を丸くする場合には、border-radiusを使います。値を指定すれば、丸さ具合を調節することができます。
.button {
background-color: #239b76;
padding: 8px 24px;
display: inline-block;
opacity: 0.8;
border-radius:5px;
}
4隅の丸さ具合を変えることもできます。
border-radius: 10% 30% 50% 70%;
ホバーした時に色を変える
疑似クラスhoverを使うと、実現することができます。
.button:hover {
background-color: red;
}
webアイコン(Font Awesome)を使う
twitterやFacebookなどのアイコンを使う場合には、Font Awesomeを使うと便利です。Font Awesomeを使うには、cdnを使うと便利です。cdnとは、アイコンをダウンロードなどをしなくとも、サーバー上から勝手にもってくることができる仕組みです。
cdnはheadタグ内で読み込む必要があります。下はbootstrapのcdnです。
<head>
<link rel="stylesheet" href="//maxcdn.bootstrapcdn.com/font-awesome/4.3.0/css/font-awesome.min.css">
</head>
Font Awesomeから直接linkを張ることもできます。その際には、登録が必要です。
また、Font Awesomeには、単にアイコンだけでなく、アイコンを回転させるクラスなども準備されています。詳しくはサルワカさんのブログに紹介されています。
実際には<i class=”fa fa-gratipay fa-5x”></i>のような書き方をします。
fa fa-〇〇〇というものがあったり、fab fa-〇〇〇というものもあったりしますが、とりあえずサイトに行ってコピペすればOKです。
ボタンに影をつける・カーソルをポインタに変える
ボタンっぽいボタンにするために影をつけましょう。box-shadowを使います。また、ホバーした際にカーソルの形を変えてみましょう。cursor:pointer;でポインターになります。
.button {
background-color: #239b76;
padding: 8px 24px;
display: inline-block;
opacity: 0.8;
border-radius:5px;
box-shadow:0px 7px #1a7940;
cursor:pointer;
}
ボタン
クリックしたらアクションをつける
また、クリックした時にアクションをつけるには:actionの疑似クラスを使用します。:activeはクリックされた際のCSSを指定します。
position:relative;としてやり、位置を変えることで、ボタンが凹むようなアクションをつけることも可能です。
.button:active{
box-shadow:none;
position:relative;
top:6px;
}