ガダルカナルブーゲンビルショウビンとは?
ガダルカナルブーゲンビルショウビン ( Actenoides bougainvillei excelsus)は、ブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥類です。オセアニアのソロモン諸島の固有種となっています。
この鳥は「幽霊鳥」とも呼ばれており、この写真が撮影されるまでは写真に撮られることはありませんでした。1920年以後、成鳥のオス2羽しか確認されておらず、まさに「幽霊」のような存在でした。
Chris Filardiのチームは20年にわたるフィールドワークの結果、ついにガダルカナルブーゲンビルショウビンを発見。そして、彼らはアメリカ自然博物館で研究することが最善であると判断して殺してしまいました。
確かに博物館で死体を分析すれば、この種について様々なデータがとれるかもしれません。しかし、生息数がとても少ないと予想されるガダルカナルブーゲンビルショウビンを殺すことは動物保護と矛盾しているのではないかと研究者の間で大炎上しました。
ガダルカナルブーゲンビルショウビンは1000羽ぐらいしか残っていないと考えられており、今も絶滅の危機にあるんだそうですよ。