胃が活動を始めて空気を押し出し始めるから
空腹時にお腹がなって恥ずかしい思いは誰しもがしたことがあると思います。ぐ~っというお腹の音は、空気が胃から腸へ押し出され、腸内でも空気がかき回される音です。
胃が空になると、周期的に胃の収縮運動が始まり、空気が腸の方へ送られます。すると、腸でも収縮運動が起こり、食べ物や水分、空気などがかき回されて音が出ます。
この胃の運動は、十二指腸から分泌されるホルモンである「モチリン」の血中濃度が上昇することで引き起こされます。
音を止めるには?
胃の運動は無意識化で制御されているため、意識的に止めることはできません。しかし、胃が空っぽになると胃の運動が始まるため、一番の解決策は何かを食べることです。
少し体を捻ったり運動をすると音が抑えられる
小腸の一部だけにガスが溜まっているような状況があると、音が鳴りやすいと言われています。上半身を捻るなどして小腸内のガスの詰まりを解消してあげると、大きな音は防ぐことができるかもしれません。
逆にお腹を鳴らしたい場合には
youtubeなどではお腹の音を録音してアップしている人も少なくありません。お腹をたくさん鳴らしたい方は、ガスを胃や腸に送り込むことが大切です。炭酸を飲むと、炭酸ガスが発生するためお腹が鳴りやすくなります。しかし、お腹が張りすぎると腹痛が生じるので注意です。
お腹の音のごまかし方
ごまかし方はいろいろあるようですね!