RubiscoはCO2を同化するために必要な酵素(タンパク質)です。いかにCO2を取り入れることができるかが植物にとっては生命線なので、通常の植物(C3植物)ではRubiscoが大量に合成されており、そのためには窒素(タンパク質の材料)が必要です。
一方、C4植物では葉緑体内でのCO2濃度がRubisco活性が飽和するほど高く、Rubiscoの量はそこまで必要ありません。そのため、C4植物内では多量のRubiscoは合成されず窒素(タンパク質の材料)が少ない中でも生育することができます。
C3植物はRubiscoを増やすことでCO2吸収を増加させようとしているんだね