Eyprepocnemis ploransとは?
Eyprepocnemis ploransは南ヨーロッパ、アフリカ、および中東に生息するバッタの仲間です。和名は存在しなく、学名をカタカナ読みするのも長そうだったのでそのまま表記しました。
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Eyprepocnemis ploransはぱッと見、普通のバッタですが、下アングルから見ると非常に美しい脚を持っていることがわかります。紫から青のグラデーションに白いトゲトゲが映えてとても芸術的です。
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こういう淡いグラデーションすき。
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このバッタの染色体には余分な染色体(B染色体)が多く含まれており、染色体研究に使われています。B染色体とは、過剰染色体とも呼ばれ、普通は同じ生物種ならば染色体の数は同じですが、ごくまれに個体ごとに染色体の数に「揺らぎ」を生じるような生き物がいます。
このバッタは、個体ごとに染色体の数が異なりますが、それでも安定して子孫を残せるんだそうです。
バッタ「どやぁ」
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