アリジゴクとは?
アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫で、砂の中にすり鉢のような穴を掘り獲物が落ちるのを待ちます。
全身の毛が前へ進むのを妨げる
アリジゴクは全身にすべり止めのような体毛が生えていて、後ろ向きにしか進めません。アリジゴクのキバの毒は非常に優れていて、フグ毒の130倍ともいわれているのですが、前向きに進めないので自分から獲物を捕らえることができません。そのため、罠を作ってただただ待つだけです。
ちなみにアリジゴクは数か月エサにありつけなくても生きることができます。1~2年の間は幼虫で過ごし、羽化をして巣立っていきます。