アフリカマイマイとは?
アフリカマイマイは全長が30cmほどの巨大なカタツムリです。アメリカでは、このカタツムリが大量発生し、害虫として大量に駆除されたことがありました。1966年から10年の間で大発生し、100万ドルをかけて1万8000匹が処分されました。また、2011年にも大発生し、14万匹が駆除されました。
カタツムリは雌雄同体のため、性的に成熟すれば他の成熟した個体と交尾することが可能です。1回の交尾では400個の卵を産み、毎年1200個の卵を産みます。寿命は10年と長いため、恐ろしいスピードで繁殖します。
殻を作るためにカルシウムを摂取する
アフリカマイマイは巨大な殻を持っています。この殻を作るためには多量のカルシウムが必要であり、アメリカで大量発生した際には人家のしっくいをかじり、またコンクリートもかじりとります。
アフリカマイマイは非常に細かい歯を持っており、少しずつ削り取ることでコンクリートも食べることができるのです。