メスにアピールするために木に頭をたたきつける虫
シバンムシはシバンムシ科に属し、日本にも生息する体長1mm~数mmの昆虫です。
シバンムシは自分の頭を機にたたきつけて音を出し、オスメス間のコミュニケーションをとっています。体が小さいため羽を擦り合わせて音をだすよりも、体を打ち付けた方がより大きい音がでるということでしょうか…何とも斬新なコミュニケーション方法です。
この音ですが、「カチ、カチ、カチ」と秒針のようなかすかな音がするため、死神が持つ時計と思われて「死番虫」と名付けられました。実際はメスを呼んでいるだけなんですけどね。