ちょっとディープな生物の世界

ステゴサウルスの噛む力は人間より弱い

ヒツジと同じくらいの噛む力

ステゴサウルス(Stegosaurus)はジュラ紀後期(約1億5000万-1億4500万年前)に生息していた植物食恐竜です。

photo by wikipedia.org

ロンドン自然博物館の学者がステゴサウルスの骨格から筋肉の割合を推測したところ、噛む力は23.5~42kgほどしかないことがわかりました。これはヒツジの噛む力と同じくらいです。ヒトの噛む力は40kgほどなので下手をすると人間よりも弱いです。

ステゴサウルスの主食は背の低い柔らかいシダ植物だったようで、噛む力はそこまで必要なかったんですね。

ステゴサウルスの食事風景はこんな感じ。

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