洗濯板のような巨大な歯
ゾウは哺乳綱ゾウ目(長鼻目)ゾウ科に分類される動物です。鼻を器用につかって草を食べる巨大な草食動物ですが、歯は4本しかありません。
ゾウの歯は上下左右に1本ずつ生えており、計4本で全て臼歯です。しかし、1つ1つがとてつも巨大で、1本の歯の重さは3~5kgに達します。表面は洗濯板のようなギザギザがあり、葉をすり潰すのに使われます。
使えば使うほど歯はだんだんと削れていき小さくなります。すると後ろから新しい歯が生えてきて、古い歯が押し出されるようにして抜け落ちます。一生涯で5回歯が生え変わるので、ぜんぶで24本の歯を持つことになるんですね。
口の中こっわ!!