エンペラータマリンとは?
エンペラータマリン(Saguinus imperator)は霊長目オマキザル科タマリン属に分類されるサルです。ペルー、ボリビア、ブラジルなどの熱帯雨林に生息しています。
エンペラータマリンの最大の特徴はヒゲのように見える毛です。「エンペラータマリン」の名前はドイツ皇帝ヴィルヘルム2世に似ているからという理由で付けられました。
えっ、俺のヒゲいじってる??(怒)
エンペラータマリンは小規模な群れで生活し、リーダーは年配のメスが務めます。遊びが好きなサルで、人懐っこいことでも有名です。
離れている他の群れとも大きな声を出して頻繁にコミュニケーションを取り合います。捕食者が近づいた時などにお互いに情報交換することで、逃げられる確率が上がると考えられています。
現在はペルーやブラジルでは生息環境の悪化により絶滅の危機に瀕しています。
赤ちゃんタマリンにはヒゲがない模様。かわいすぎる。