ちょっとディープな生物の世界

ネットワークの基本:サーバーができること

サーバーとは

サーバーは「サービスを提供するもの」という意味です。実際にはコンピュータのことを指し、様々なアプリケーションがインストールされています。メールサーバーであれば、メールを中継するサービスを行い、webサーバーであればwebサイトを構成するデータを送るサービスを行います。

クライアント

クライアントは、サーバーからデータを要求するコンピュータのことを指します。LAN上で、メールのデータやwebサイトのデータのやりとりを行います。

サーバーのハードウェア

サーバーもコンピュータの1つですから、通常のコンピューターと同じハードウェアを持っています。CPU、メモリ、ハードディスク、ネットワークインターフェイスカード、ディスプレイ、キーボードなどから成ります。

サーバーの種類には、ラックマウント型、ブレード型があります。ラックマウント型は横型のサーバーです。ブレード型は1枚のブレードと呼ばれる基盤にCPU、メモリー、ハードディスクなどを搭載し、必要な枚数のブレードを接続して構成するサーバーです。

サーバーのOS

サーバーにはサーバー専用のOSが搭載されています。マイクロソフトのwindows serverやUNIX、Linux系のOSが使われます。また、1つのサーバーに1つのOSだけではなく、複数のOSをインストールすることによって仮想サーバーを構築することもできます。

ファイル共有

サーバーを利用すると、複数のコンピュータからファイルを共有することができるようになります。ファイル共有を利用する方法は、それぞれのOSの種類によって方式が異なります。UNIXではNFSと呼ばれるファイル共有プロトコルが使われ、WindowsではCIFS、Mac OSではAFPと呼ばれるプロトコルが使われます。いずれにしても、違うOSであってもファイル共有の仕組みを整えることによってファイルを共有することができるようになります。

プリンターの共有:プリントサーバー

プリンターにはRJ-45(パソコンのLANインターフェイスと同じもの)を持っているものもあり、そのようなプリンターは直接ネットワークに接続することができます(イーサネット接続)。

しかし、RJ-45のようなネットワークインターフェースを持たないプリンターには、外付けのプリントサーバーを接続する必要があります。外付けプリントサーバーはIPアドレスなどの必要な設定を行ってくれます。

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