ちょっとディープな生物の世界

ヘビ??足を無くすという究極の進化を遂げた「アシナシトカゲ」

アシナシトカゲとは?

アシナシトカゲ(Anguidae)は有鱗目アシナシトカゲ科に分類される動物の総称です。ヨーロッパ等に生息しています。

photo by wikipedia.org

アシナシトカゲはトカゲの仲間でヘビではありません。せまい隙間で生活することに適応した結果、足が退化してしまいました。ヘビのように体をくねらせて移動し、カタツムリや昆虫を捕食します。

トカゲから進化した動物ですので、ヘビとは違い尾を自切して逃げたりします。尾は切れてもまた伸びてきますよ。

また、アシナシトカゲの中には脚を失った後にまた生えるように進化した種(ブラキメレス属)も存在します。約6200万年前に四肢を失い、約2100万年前に取り戻したんだそうです。湿っぽい所では足があった方が素早く動けたんですって。

photo by wikimedia

うーん、これはヘビ!

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