C4植物は二酸化炭素をC4化合物として貯蔵することができ、二酸化炭素濃度が低い時にも安定して光合成を行うことができる植物です。そのため、日光が非常に強い地域(光合成が盛んに行われ二酸化炭素濃度が低下する地域)では、C4植物の方が生存に有利です。
しかし、二酸化炭素が十分に存在する地域では、C4植物のようなC4化合物を作るプロセスは無駄になり、余分なエネルギー消費になります。そのため、二酸化炭素が十分にある場合にはC3植物の方が生存に有利になります。
世の中がC4植物だらけにならないのにはちゃんと理由があるんだね。