直牙ゾウ(Palaeoloxodon namadicus)とは?
直牙ゾウは史上最大の哺乳類で、長鼻類に属するゾウの仲間です。直牙ゾウは2万4000年前までインドから日本にかけてアジア全域に生息していました。
1905年にインドで発見された部分骨格は巨大で、推定では生きていた時には22トンの体重があったと考えられています。この発見により、最大の哺乳類はサイ属のパラケラテリウムだと考えられていた学説がひっくり返りました。
サイ属のパラケラテリウムとほぼ同じ大きさですが、一回り大きいのが直牙ゾウです。
ゾウの大きさを比較する動画です。現在最大の陸生哺乳類であるアフリカゾウが直牙ゾウと比べると子どもに見えます。