ちょっとディープな生物の世界

右巻きのカタツムリだけを食べるように進化したイワサキセダカヘビ

イワサキセダカヘビとは?

イワサキセダカヘビ(Pareas iwasakii)はセダカヘビ科に分類される体長60cmほどのヘビです。日本の南西諸島のみに生息する日本の固有種となっています。背中が盛り上がっていることが名前の由来です。

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イワサキセダカヘビは右巻きのカタツムリを食べることに特化したヘビです。右巻きのカタツムリを食べやすいように歯の本数が右が25本、左が18本と偏りがあります。

陸生のカタツムリは右巻きと左巻きどちらの種類もいますが、右巻きの方が種数が多いことが知られています。イワサキセダカヘビは左巻きのカタツムリを捕食対象から外し、その代わり右巻きのカタツムリを食べやすく進化したのです。

左巻きが食べられないわけではないのですが、やはり食べづらいようでよく失敗します。

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