ちょっとディープな生物の世界

多種多様な外骨格が美しすぎるヤツ「カメノコハムシ」【カメノコハムシまとめ】

カメノコハムシとは?

カメノコハムシは甲虫目ハムシ科に分類される生物のうち特徴的な形状した昆虫の総称です。かつてはカメノコハムシ亜科にまとめられてきましたが、現在はこの亜科は認められておらず、トビハムシ亜科の下に置かれています。

Aspidimorpha sanctaecrucis Photo by chimetsetan

基本的な体の構造はハムシと同じで、背中側からは前胸と二枚の前翅が見えます。しかし、ハムシとは異なり、前胸と前翅の縁が伸びて体の形がより円形に近くなっています。体全体が前胸と前翅に覆われており、見ることができません。

Physonota sp Photo by Dean Campbell

この巨大な前胸と前翅によって敵から防御しているのではないかとの考えもありますが、捕まえようとすると落下して逃げようとし防御する気が感じられません。なぜこのような形状に進化したのかは今の所はわかっていません。ちなみに、こんな真ん丸な体をしていますが、しっかりと飛行することができます。

美しすぎるカメノコハムシたち。
Charidotis aurulenta Photo by Paul Bertner
Stolas imperialis Photo by Sergio Monteiro
Photo by Robert Oelman
Stolas festiva Photo by Leonel Baldoni
 Photo by Sebastiàn Padròn
Chelymorpha cribraria Photo by Stanislav Krejčík
Photo by Charles Lam
Acromis spinifex Photo by Andreas Kay
Omocerus casta Photo by coleopterologe
Dorynota pugionota Photo by Thalíta Morais

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