約400mlの水分を吸収する
大腸は長さ1.5mの器官で、栄養の吸収は殆ど行われず、水分の吸収が行います。大腸を通るまでに約400mlの水が吸収されると言われています。下は内視鏡映像ですが、大腸の様子がよくわかります。
大腸の壁は一定の間隔でくびれており、これは蠕動運動が起こって内容物を送り出す際に狭くすることによって、内容物から水分を吸収しやすくしています。
腸からの細菌に侵入を防ぐ
大腸は言ってしまえば、便を作る場所であり、雑菌に溢れている器官です。大腸から体内に細菌が侵入するのを防ぐため、腸の表面は大網と呼ばれる膜で覆われ、この膜にはリンパ球などが多く集まっています。