ちょっとディープな生物の世界

完全な球状になって持ち運びしやすいので捕獲されまくったヤツ「ミツユビアルマジロ」

ミツユビアルマジロとは?

ミツユビアルマジロ(Tolypeutes tricinctus)は被甲目アルマジロ科ミツオビアルマジロ属に分類されるアルマジロの仲間です。中央アメリカから南アメリカにかけて生息しています。

アルマジロの皮膚は非常に硬く、銃弾を防ぐこともあると言われています。丸まることさえできれば鉄壁の防御となりますが、アルマジロの仲間の9割は完全な球になることはできません。真ん丸の球になることができるのは、全20種のうちミツユビアルマジロともう一種のみです。

photo by wikipedia.org

ミツユビアルマジロは他の野生動物に対する高い防御力を得ましたが、人間には殆ど効かず、丸まってもそのまま捕獲されてしまいます。むしろボール状になることで人間にとっては持ち運びしやすくなりました。ミツユビアルマジロは乱獲のために個体数を激減させています。

簡単に捕まりすぎぃ!

ぬいぐるみみたいにかわいい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です