耳あかに関する遺伝子の塩基1つの違いによって変わる。
耳あかの種類はABCC11遺伝子と呼ばれる1つの遺伝子によって決定されています。この中のある塩基がAだと乾型、Gだと湿型になります。ヒトの耳あかの遺伝子は、SNP(一塩基多型)の例として知られています。
ちなみに耳垢は殺菌作用や防虫効果があり、耳の中を清掃する役割を持っています。
一塩基多型(SNP)とは
同種の個体間において、DNAの塩基配列の内、1つだけが異なっていること。遺伝子が含まれている領域でなくても、SNPはたくさん存在しています。