脳卒中とは
脳卒中は脳の血管が詰まったりして、酸素や栄養分が送られなくなり、痺れや言語障害などを引き起こす病気の総称です。脳卒中の中に、脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血があります。
脳梗塞とは
脳の血管が突然つまって血流が途絶え、脳の細胞が死んでしまう病気です。
脳出血とは
脳の血管が破れて、脳の中に出血し、血液が神経細胞を圧迫することで脳の細胞が死んでしまう病気です。
クモ膜下出血
脳を保護する3層の膜(外側から硬膜・くも膜・軟膜)のうち、くも膜と軟膜の間にで出血が起こり、脳を圧迫することで脳の細胞が死んでしまう病気です。下画像のArachonoidがクモ膜。
症状の違い
脳梗塞と脳出血は「麻痺」、「言葉がでない」、「立てない」、「視野が半分に欠ける」といった症状が出ます。一方、クモ膜下出血出血は突然の激しい頭痛に見舞われます。
まとめ
まとめると次のようになります。
- 脳梗塞:血がこない。
- 脳出血:脳内で出血。
- クモ膜下出血:クモ膜と軟膜の間で出血。