パラケラテリウムとは?
パラケラテリウムはサイ属に分類される生物種で、絶滅種です。パラケラテリウムは3400~2400万年前にアジアからヨーロッパにかけて生息していました。
パラケラテリウムは草食動物で、柔らかい木の葉っぱを主食としていました。長い首を持っており、高い所の葉っぱを食べられる代わりに巨大な頭部を持つことはできず、顎の力は弱かったと推測されています。
パラケラテリウムの体重は17トンほどであったのではないかと考えられており、陸生哺乳類の中では最大級クラスでした。ちなみに最大の陸生哺乳類は、長尾類(ゾウの仲間)の絶滅種であり、体重は20トンありました。ちなみにアフリカゾウの体重は6トンです。
なぜパラケラテリウムが絶滅したのかはわかっていませんが、絶滅時期に長鼻類の生息域がアジアに拡大したことから、生存競争で負けてしまったのかもしれないと言われています。
パラケラテリウムは、馬みたいなのにサイなんてびっくりしました。
わかりやすかった