ちょっとディープな生物の世界

めちゃくちゃ長い産卵管で幼虫を狙い撃ちするスナイパー「オナガバチ」

オナガバチとは?

オナガバチは世界一長い産卵管を持つ昆虫として知られています。尾の長さを含めて体長は12cmもあります。また、オナガバチは寄生生物としても有名です。

オナガバチは幼虫の宿主としてふさわしいルリキバチの幼虫を見つけ出します。ルリキバチはスズメチほどの大きさを持つ巨大なハチです。ルリキバチは枯れ木の中を食べ進みながら成長します。

オナガバチはルリキバチの幼虫が出す化学物質を感知することができ、狙いを定めてルリキバチの幼虫がいる枯れ木に産卵管を刺します。産卵管がルリキバチの幼虫に達したら卵を体内に注入してフィニッシュです。あとはオナガバチの卵が孵化し、ルリキバチの幼虫を食べるだけです。

ぶちゅーと注射します。

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