カブトムシの特徴

カブトムシってどんな虫?

カブトムシはコガネムシ科に属する大型昆虫です。角はないですが、コガネムシの仲間です。カブトムシは殻が変化した角を持っており、餌場やメスを奪い合う際に使います。

どこに住んでるの?

日本では北海道から沖縄まで生息しています。沖縄のカブトムシは北海道・本州とは異なり、少し小さなオキナワカブトムシが生息しています。北海道や本州に住んでいるカブトムシはヤマトカブトムシと呼ばれています。

 

どんな所が好きなの?

カブトムシは雑木林に住んでいます。日中は枯葉の下、樹液が出ている木の根元などで暗くて涼しい場所で休んでいます。夜になると、樹液を探しにでかけます。弱いカブトムシは夕方や日中でも樹液を吸っていることがあります。夜だとライバルとの戦いに負けてしまうからです。

 

何を食べているの?

大好物はドングリの木(コナラやクヌギ)が出す樹液です。よくバナナなどのフルーツでトラップを作るため、果汁を吸うと勘違いされがちですが、普段は樹液を吸っています。よっぽど食べるものが無い時のみ、果汁などを吸います。

 

おしっこやうんちはするの?

カブトムシはとても体が重いので、飛び立つ前におしっこを出します。ちなみにうんちも白い液体です。固体のうんこを出すのは幼虫の時だけです。

 

どうやって飛ぶの?

カブトムシは殻の中から綺麗に畳んであった羽を広げ、一生懸命ばたつかせることで何とか飛行します。自分で浮きあがる力はあまりないので、高いところから飛び降りるようにして飛び立ちます。

 

子ども(幼虫)の時はどんな姿をしているの?

カブトムシは卵から生まれると、幼虫(いもむし)になります。幼虫の時は腐った葉(腐葉土)などを食べて成長し、蛹になり、脱皮して成虫になります。

目は見えるの?

カブトムシは単眼と呼ばれる小さな目が1万個ほど集まっている目(複眼)を持っています。多くの虫の目は複眼です。目は見えますが、ヒトが見ているようには見えていないでしょう。ちなみに下画像は蚊の複眼です。

 

耳は聞こえるの?

カブトムシに耳はありません。しかし、体中の細かい毛がセンサーのように空気の振動(音)を感じ取ることができます。どっちの方向から音が聞こえてくるのかぐらいはわかるのでしょう。

 

匂いはわかるの?

カブトムシに鼻はありませんが、色々な匂いをキャッチできる触覚を持っています。樹液の匂いやメスの匂いは触覚を使って感じることができます。下画像は触覚の先の拡大画像です。

息はどうやってするの?

カブトムシのお腹には気門と呼ばれる穴があり、そこを通って空気が体の中に入ります。

気門は気管と呼ばれる細い管につながっており、全身に張り巡らされています。筋肉の働きによって新鮮な空気が体内に取り込まれ、古い空気が外に出されます。

 

血は何色なの?

カブトムシの血は透明です。ヒトの血は赤血球と呼ばれる酸素を運ぶ細胞が赤いため、血が赤く見えます。カブトムシには赤血球はありません。ちなみに、ヒトの赤血球の中には赤色のヘモグロビンと呼ばれる物質が詰まっています。詰まっているものがヘモグロビンではない場合は違う色の血液になります。イカやタコは青色、ワーム(細く足の無い虫)は緑色、海のワームは紫色です(下画像)。

 

何故足は6本なの?

大昔の虫は、ムカデのように足がいっぱいあったと言われています。それが、だんだんと頭、胸、腹と体が特徴づけられていくにつれて、頭部の足は触覚や、食べるための脚として進化していきました。胸の脚は歩くための力強い脚として進化し、腹には生殖器があるため、腹の脚は邪魔にならないように退化していったと考えられています。

 

何故体が固い殻で覆われているの?

カブトムシは節足動物(せっそくどうぶつ)と呼ばれる動物の仲間です。節足動物は、大昔は海に住んでおり、固い殻を持って生活していました。固い殻を持った理由は明らかになっていませんが、固い殻があった方が身を守るのに便利だったのでしょう。また、固い殻があったために体が守られ、動物の中では一番のりに海から出て、陸地で生活することができました。カブトムシの殻は、大昔の祖先の時代からのものなのです。

 

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