マウスの併体結合実験の結果とその理由

マウスの併体結合実験とは

マウスには遺伝性の肥満体質を持つものが出現する。そのようなマウスの遺伝子型はob/obで表せられる(野生型はOB/OBもしくは+/+)。

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遺伝性の肥満であるマウスと通常のマウスの体を結合させ、次の実験を行なった。肥満はレプチンと呼ばれる食欲抑制ホルモンに何らかの異常が生じたために生じると考えられている。

  1. 遺伝性肥満マウスob/obと、通常マウス+/+の血管の一部を繋いだ。すると肥満マウスの食物摂取量は減少した。
  2. 遺伝性肥満マウスdb/dbと、通常マウス+/+の血管の一部を繋いだ。すると、肥満マウスの食物摂取量は減少しなかった。

結果の考察

①の実験では、ob/obの個体ではレプチンの遺伝子が欠損していたため、+/+が合成するレプチンが作用したと考えられる。

②の実験では、+/+が合成したレプチンが流入したにも拘わらず食欲が治まらなかったことから、レプチン受容体の遺伝子に異常があると考えられる。

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