ちょっとディープな生物の世界

始祖鳥みたい!鳥なのに鉤爪が生えた翼を持つ「ツメバケイ」

ツメバケイとは?

ツメバケイ(Opisthocomus hoazin)はツメバケイ目ツメバケイ科に分類される鳥類です。南アメリカ北部から中部にかけて生息しています。

photo by wikipedia.org

ツメバケイの雛の翼には2本の鉤爪が生えています。普通の鳥類では指の痕跡は退化してなくなっているのですが、ツメバケイでは指の爪が残り続けています。しかし、ツメバケイの鉤爪があるのは孵化してから2~3週間の間だけで、大人になるとなくなってしまいます。

photo by wikipedia.org

ツメバケイの雛は敵に襲われると枝から枝へ移動します。その際には鉤爪を使います。また、水の中に逃げた時には、鉤爪を使って木をつかみ這い上がってきます。色々と便利なんですね。

爪を使って傾斜を登るツメバケイの雛、こんなこともできるんですね。

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