ちょっとディープな生物の世界

捕食者に脚を全部食べられても再生できるウーパールーパー(アホロートル)がすごすぎる!!

超再生能力の持ち主「アホロートル」

ウーパールーパーで知られるアホロートルは、非常に高い再生能力の持ち主です。脚のどれかを切り落としても、ひと月ほどで再生されます。再生される部位は四肢だけにとどまらず、脳やあご、脊椎なども一部は再生することが可能です。

下動画では欠損した前脚が再生しています。

アホロートルはサンショウウオの仲間ですが、他のサンショウウオも再生能力を持っています。

再生能力を人間に応用する研究も存在する

アホロートルの高い再生能力を人間に応用できないかと、アメリカでは国防総省が予算を出して、大学で研究されています。実際、アホロートルの再生能力に関係する遺伝子と同じ遺伝子がヒトにもあることが知られています。

アホロートルの再生には組織の発達を促す成長因子(タンパク質)の遺伝子が関与し、骨や筋肉を形成していきます。ここまでは、わかっていますが、これをどうヒトに応用するかは全く未知の段階です。

なぜヒトの四肢は再生しないの?

ヒトの場合には、四肢を再生するのではなく、傷跡をつくる方法で損傷をカバーしています。アホロートルは傷跡は形成されずに「再生」によって、傷を修復します。アホロートルは再生の際は、多量の抗生粘液で再生中の部位を覆い感染症を防ぎます。一方、陸上生活をしているヒトの場合には、そのような感染症に弱い部分を長時間保持しているよりも、傷跡として蓋をすることで、体を守るように進化したと考えられています。

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