ちょっとディープな生物の世界

松枯れは「松くい虫」ではなく「マツノザイセンチュウ」によって引き起こされる

マツノザイセンチュウとは?

松枯れはマツノマダラカミキリといういわゆる「松くい虫」によって引き起こされると考えられてきました。しかし、近年では、マツノマダラカミキリが松を食べた際にできる傷口からマツノザイセンチュウが侵入していることがわかりました。

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マツノザイセンチュウは松の細胞を食べ、根からの水分供給を止めてしまいます。その結果、松は枯れてしまうのです。

マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリが蛹から成虫になるときには既に寄生しています。カミキリは健康な松の樹皮を食べ、その時にセンチュウは寄生先を栄養たっぷりの健康な松へと乗り換えるのです。

マツノマダラカミキリにとっては枯れた松に産卵するため、松枯れが起こることはメリットがあります。そのため、マツノザイセンチュウとマツノマダラカミキリは相利共生の関係にあります。

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