ちょっとディープな生物の世界

葉っぱに擬態する昆虫の究極形態なヤツ「コノハムシ」

コノハムシとは?

コノハムシ(Phylliidae)は節足動物門昆虫綱ナナフシ目コノハムシ科に分類される昆虫の総称です。熱帯アジアのジャングルに生息しており、20種程が確認されています。

photo by sun-gazing

コノハムシは葉への擬態に関しては昆虫界最高のクオリティを誇ります。緑の色、質感、葉の形に加えて、葉の傷である黒い斑点すら模倣されています。

photo by wikimedia
photo by wikipedia

コノハムシの形は、自然選択によって発見されにくい個体が生き残り、その形質が強化されていった結果だと考えられます。自然選択による芸術作品そのものです。

photo by wikimedia
photo by deviantart
photo by christianziegle

様々な色のコノハムシ。こんなにバリエーションあるんだ…驚き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です